「Pythonは少し触れるけど、仕事にどう活かす?」という人におすすめなのが Python×ChatGPT。
Pythonで“素材(データ)”を整え、ChatGPTで“文章化・要約・分類”を任せると、定型作業が一気に速くなります。
Python×ChatGPTでできること
- 文章の要約・整形:議事録、問い合わせ、仕様メモの要点抽出
- 分類・ラベル付け:経費のカテゴリ分け、FAQのタグ付け
- 下書き作成:メール、手順書、テスト観点、レビューコメント案
- エラー解析の補助:ログから状況整理→原因候補の洗い出し
注意:社外秘・個人情報はそのまま貼らず、伏字(A社、Bさん)にして使いましょう。
まずは最小構成(APIなしでOK)
初心者は「Pythonでプロンプトを組み立てて、ChatGPTに貼る」だけで十分です。
データ整形はPythonが得意、自然言語の加工はChatGPTが得意。役割分担がコツ。
実務で使える3つの鉄板パターン
1) CSVを整えて“カテゴリ分け”を依頼する(経費・家計簿にも)
PythonでCSVを読み、ChatGPTに渡しやすい形に整形します。
import csv
def build_prompt(csv_path, limit=20):
rows = []
with open(csv_path, newline="", encoding="utf-8") as f:
reader = csv.DictReader(f)
for i, r in enumerate(reader):
if i >= limit:
break
rows.append(f"- 日付:{r.get('日付')} 内容:{r.get('内容')} 金額:{r.get('金額(円)')}")
prompt = f"""あなたは経理担当です。以下の明細を「大項目」「中項目」に分類してください。
出力はCSV形式(日付,内容,金額,大項目,中項目)で。
明細:
{chr(10).join(rows)}
"""
return prompt
print(build_prompt("sample.csv"))
プロンプト例(貼り付け用)
- 「分類ルールを3行で先に提示してから分類して」
- 「迷うものは“未分類”にして理由を書いて」
2) エラーログを短くして“原因候補と切り分け手順”を作る
ログは長いと精度が落ちます。Pythonで必要部分だけ抽出して渡しましょう。
def trim_log(text, keyword="ERROR", max_lines=60):
lines = text.splitlines()
picked = [ln for ln in lines if keyword in ln][-max_lines:]
return "\n".join(picked)
with open("app.log", encoding="utf-8") as f:
short = trim_log(f.read())
prompt = f"""次のログから状況を要約し、原因候補を3つ、切り分け手順を優先度順に提案してください。
前提:私は初心者なので、確認コマンド例も書いてください。
ログ:
{short}
"""
print(prompt)
プロンプト例
- 「“再現手順→想定原因→確認方法→対処案”の順で」
- 「最も可能性が高いものに★を付けて」
3) メモから“メール下書き”を自動生成する(敬語も統一)
箇条書きをPythonでテンプレ化→ChatGPTに清書させると速いです。
notes = [
"目的:不具合の一次報告",
"現象:検索画面で500エラー",
"発生条件:特定ユーザーIDで再現",
"対応:ログ調査中、15時までに続報",
]
prompt = f"""以下のメモをもとに、取引先向けの丁寧なメール下書きを作成してください。
条件:件名あり、500文字以内、断定しすぎない、次のアクションを明確に。
メモ:
{chr(10).join("- " + x for x in notes)}
"""
print(prompt)
プロンプト例
- 「相手に不安を与えない表現にして」
- 「最後に“お手数ですが〜”の依頼文を1文追加して」
失敗しないコツ(初心者向け)
指示は“出力形式”から書く
「CSVで」「表で」「箇条書きで」「手順書形式で」など、まず形式を固定。
1回で完璧を狙わない
- 1回目:要約
- 2回目:不足の追記
- 3回目:文章の整え
この3段階が安定します。
チェック観点を固定する
「抜け漏れ」「前提」「次アクション」「期限」を毎回確認させると品質が上がります。
まとめ:仕事で使えるPython×ChatGPT入門の最短ルート
- Pythonで整形 → ChatGPTで文章化・分類 が最強の分業
- まずは APIなしで、プロンプト自動生成から始める
- 秘密情報は伏字、出力形式を先に指定、3段階で仕上げる
必要なら、あなたの業務に合わせて「いつものCSV形式」「よくあるログ形式」「社内メールの文体」に最適化したテンプレ(プロンプト+Python)も作れます

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